静岡鉄道の長沼駅からほど近い場所にそっと佇む昔ながらの食堂。
店内には静岡ではその昔、駄菓子屋などで親しまれてきた串に刺さったおでんがあるそうなので早速行ってみる。
駐車場は本来お店の東隣に2台ほど止められるそうだが、この日はあいにく駐車場の工事中。
お店からおばちゃんが出てきて、少し離れたご自宅の駐車場を案内してくださる。
お昼時の忙しい時間帯に小走りで場所を教えてくださり、申し訳ないやらありがたいやら。
素朴な店構えで、近隣の皆さんに親しまれて50年以上とのこと。
店先には、ガンプラの聖地バンダイホビーセンター至近の立地柄か、ガンダムのプラモデルが飾られていた。
軒先には赤ちょうちんに「おでん」の文字が。これがなかなか雰囲気を醸し出していていい感じ!
さっそくあおしま亭さんにおじゃまする。

昭和から続く老舗の食堂らしく、佇まいは地味で素朴。
「普通の定食屋」という雰囲気はポン太の心を優しくくすぐる!

店内は、テーブル席が2つと小上がりの座敷が2席。そしてカウンター席。
入ってすぐにおでん鍋が目に入る。おぉ!まさしく昭和の駄菓子屋感満点!

ドス黒く濁ったそのおでん出汁はまさしく静岡おでんの王道!
お店の歴史の分だけ継ぎ足されて引き継がれているであろうこの出汁こそが静岡おでんのあるべき姿。
そして何よりも昔の駄菓子屋感を彷彿させたのは、串の末端が赤く塗られているところ!
これこれ!刺さっているおでん種によって価格の違う証。あ~懐かしい!

そうそう。やはり。
赤く塗られた串は90円、それ以外は80円!
ポン太の子どもの頃は、駄菓子屋のおでんの値段、肉とたまごは30円、ちくわ10円・・・くらいだったな~。
なんとも懐かしい気持ちにしてくれるこの感じ、たまらない!

壁面には品書きがズラッと並んでいる。
どうやら常連さんは定食に単品メニューをつけるのが主流らしい。
でもポン太、おでんも食べたいのでここはひとつ、「唐あげ定食」800円を注文。
さて、その間におでんを・・・

うーん、何度みても美しいおでん鍋!
この黒い出汁に吸い込まれそうな錯覚すらおぼえる(笑)

悩みに悩んだ末、ちくわ90円、モツ90円、厚揚げ80円の3串をチョイス。
厚揚げの串の先端に、抜け防止のための小さく切ったこんにゃくが刺さってるところがかわいい!
これも駄菓子屋おでんあるあるだったなー。
静岡おでんらしく、出汁粉をかけていただきます。
うん、めっちゃ染みてる!しっかり味が中まで染み渡って旨い!
静岡以外の方は、おでんにモツ?って思うかもしれないけど、静岡おでんにモツは定番!
モツは柔らかく、本当に口の中でそれほど咀嚼せずに飲み込めるくらい!
ちくわも串を持ち上げるとプルプルと身崩れしそうなほどしっかり煮込まれていて、濃厚な味わい。
厚揚げもしっかり中に色がつくほど味が染み渡っている!こりゃ旨い!
しばらく待つといよいよ定食が。

小ぶりながらカリっと揚がった唐揚げが6つ。キャベツの千切りとマカロニサラダ、トマトが添えられている。
そして豆腐とわかめの味噌汁、お新香。ご飯は大きい茶碗にしっかりめの盛りつけ!

唐揚げ自体は小さいのだが、下味がしっかりついていて、とても旨い唐揚げ。なんとも家庭の味を思い出すいい感じの味付け!もちろん揚げたてなので、外側サックリ、中ジュワ~!

濃いめの味付けがご飯にあうあう!
これはご飯がすすみます。うん、うまし!

あっという間に完食。もちろん腹パン!
マカロニサラダがピリっとからしマヨネーズ?が効いていて、これまたご飯に合いました!
今回は唐あげ定食をチョイスしましたが、どうやら「豚汁定食」を頼みつつ、別の単品をひとつふたつ・・という注文が定番らしいので、次回はそれにチャレンジしたいと思います!
素朴な味わい、素朴なお店、そしてなんといっても静岡おでん!
どれも心とお腹を満たしてくれる素敵なお店。
あおしま亭さん、ごちそうさまでした!!
アクセス
店名 | あおしま亭 |
---|---|
住所 | 静岡県静岡市葵区長沼630 |
電話 | 054-261-0221 |
営業時間 | 11:00 ~ 14:30 16:30 ~ 20:00 |
定休日 | 日曜祝日 |
駐車場 | あり(2台) |
コメント